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全日空(ANA)

ANAホールディングス63期(2012年4月〜2013年3月)を参考に作成

 

<この企業のES・面接対策のポイント>

各種資料から下記の2点が同社の今後の事業のポイントと考えられる。

・外国人観光客の獲得

人口減などによって国内需要の拡大が見込めないこともあり、今後は増加傾向にある外国人観光客の獲得が重要になってくる。東京オリンピックなどのビックイベントも控えており、自然増がある程度期待できるが海外の航空会社やLCCとの競争激化が予想されるため、こういった競合との差別化が重要となってくる。

・オペレーションの効率化

LCCの拡大による低価格化に加えて、燃料コストの上昇や為替など収益を圧迫する要因が大きくなっていることから効率的なオペレーション体制の確立と継続的なブラッシュアップは必須。

 

<直近の業績>

 同社は国内外旅客、貨物、商事事業を展開。直近5年間は、一時落ち込んだものの回復し、売上高・営業利益共に上昇傾向にある。営業利益は7%弱となっており、本業での収益性は比較的良好で、流動比率も資産が多く安定性にも問題はない。

 昨期比で見るとセグメント別では旅客事業は国内外共に増加、貨物は天候等の自然要因で減少、商事は首都圏空港の運行本数拡大に伴って受託件数の拡大によって増加となっている。

 

<働いている人の平均>

運行乗務員(パイロット)

45才 勤続22年 1,900万円

 

客室乗務員

32才 勤続7年 450万円

 

その他の職員

 

42才 勤続16年 680万円